なんだ大丈夫じゃん

イラストと文で紡ぐ母と娘の日々のこと。

自分達のこう思う

許されないほんのひととき

小さなアリがまた家の中に入ってきた。私が床に落としていた甘いお菓子の小さなカケラにアリが集まっていた。娘が手早く退治してくれたものの、私はもうなんだか疲れてしまったって思う。というのも久しぶりにスマホのアプリを利用しTV番組を観て2人共笑っ…

眠りの海

現実的にさあこれからどうしようって考えなきゃいけない時期が来たと思う。ご飯は食べていかなきゃいけないのだ。でもここで妥協して何となく楽な方向に行ったら終わりな気がすごくする。もし前に考えていたことが自分達の魂の進むべき道だったなら、こうや…

ハードルを下げてみる

ハードルを下げる。 ときには下げることも必要なのかもしれない。 無理せず、背伸びしすぎず。 自分を過信しすぎず。 ゆるやかに生きたっていいじゃないか。 ランキング参加中【公式】2023年開設ブログ ランキング参加中イラスト

ブレンド

ブレンド。 コーヒーでも蜂蜜でも何でもブレンドされている。 万人にウケる味、誰もが食べやすく飲みやすいそんな味に仕上げる。 何かが主張しすぎてもいけない。 癖がなく、でも美味しい、そんな味がブレンドな気がする。 ブレンドできる人って、すごいなっ…

消費

消費する生活は飽きがくる。 でも、消費しない生活は飽きがこない。 ランキング参加中【公式】2023年開設ブログ ランキング参加中イラスト

とっかえひっかえ虚無な心

つい最近やっと止まったと思う。私も娘もある時期から、なんだか落ち着きがなくなっていた。それは物を買う行為にも現れ、とっかえひっかえを激しく繰り返していた。CDなどは最後までまともに聴けなかったり、本を買っても読めなかったりと、心が空白とも虚…

ベストタイミング

無理はしない。 何事もタイミング。 そういうところがいい。 ランキング参加中【公式】2023年開設ブログ ランキング参加中イラスト

犬の声と穴のあいたオムレツ

台所のガス台に立ってさあ夕食を作るかと思った矢先、ガス台のすぐそばの勝手口のところで外を散歩中の犬がワンワンと急に吠え始めた。何んというタイミングだろう。火がついたように鳴く犬。 そういえばとなんとなくふっと思った。この勝手口のところってな…

明るい未来を

ふと気が付けば、何十年という年月を生きてきた。 学生のときとほとんど変わらないような生活を送ってきているせいか、そんなに年月が経っていたのかと驚きを隠せない。 これまで、何をしてきたのだろうか。 自分のいつかは来たのだろうか。 きっと、きっと…

当たり前じゃない日々の優しさ

いつもいてくれるのが当たり前だと思っていた。自分が会いたいと思えば会えるって思っていた。でも当たり前なんて世の中にはないんだって気が付いた。 今日がずっと続く訳ではない。自分にも色々あるようにその人にも色々ある。そんな事も気が付かず優しさに…

臭いと後悔と戻らない日々

その頃、弟はよく「臭い臭い」と言っていた。 弟が一人暮らしをしていたアパートから母と一緒に住むために一軒家に引っ越した事を母と疎遠になっていた私は知らずにいた。母が入院したとの連絡を受け、初めてその家を訪れたのだが、弟も母の入院や仕事で忙し…

あとになって分かること

そのときは何だよって思っていても、今になって思えばあれは優しさだったのかと思うことがある。 分かりやすい優しさだけが、優しさではない。 大きいものほど、気が付かない。 近すぎて、大きすぎて、見えないのだ。 離れて、過ぎ去ってみると、ああそうだ…

私の好きはどこへ行った?

自分は一体何が好きなのだろう? 周りの人に褒めてもらったことが自分の得意なことで好きなことだとずっと思っていたけど、本当にそうなのかな?自分がそれをすることで周りの人が喜んだり助かったりするのがうれしくてしていただけではないのかな・・・。時…

世間フィルター

どうしたいんだろう。 答えなんてもう分かっているはずなのに。 当たり前や世間一般という価値観で、本当にしたいことが隠れてしまっている。 こうしたいと思っても、無理なんじゃないか、できないんじゃないか、こっちの方が無難、安定してるからと、真実か…

やさしい泡に包まれて

「母さん、顔白くない?」とお風呂から上がって化粧水をつけようとしている私に娘が言う。「そう?」と鏡ををじっとのぞき込んで自分の顔を見る。確かにいつもより白い気がする。子供の時からそばかすが顔にあり、日に焼けやすい私はどちらかと言えば肌は浅…

青い自転車は時を越えて

中学生の時、自転車を新しく買ってもらった。自転車通学になったし、学校で色々な行事があり必要だからだ。みんな白い色の自転車だったのに、私一人青色の自転車だった。校則違反でもないからOKなのだけど、私に相談もなく勝手に母が購入した青い自転車。可…

何でもスピーディ

何でも速いらしい。 母がいつも、何をしても、言う。 はやっ、と。 そうなのかなと思うけれど。 速くしようとしているときとそうでないときがあるにも関わらず、一律速いと言われる。 普通だと思うけどな。 確かに会社でも仕事が速いと言われたかも。 速さを…

スキマ時間も無駄にせず

電車の通路を挟んだ横の席からギコギコと何か音がする。 何だろう? ちらっと見ると、サラリーマン風のおじさんが握力を鍛えていた。音を気にして控えめにギコギコ。小さなハンドグリップ。 デスクワークでは体を鍛える時間も少ないのだろう。通勤時間も無駄…

後に役立つ無意味に見えるもの

どんなにくだらないことでも、後々きいてくることってある。 これ今頃役に立ってるよ、とか。 現在は未来から来るっていう説を聞いたことがあるけど、もしそうだとしたら、どんな些細なことでも後に何かの役に立つことがあるっていうのも納得がいく。 だから…

自分の思う普通

平凡で普通がいい。淡々とした日常の中に小さな愛がたくさん散りばめられていて、地味なごはんのようにかみしめるほどに滋味深い毎日。時々悲しくなったり、悔しかったり、怒ったりとあるだろうけれど、少しするとまた静かな生活に戻っていく、そんな人生。…

これしかない

当たり前のことが当たり前にできる。 これしかない。 ランキング参加中【公式】2023年開設ブログ ランキング参加中イラスト

変化を知るための変化

最近家の周りがどんどんと変わりつつある。一つ一つは些細な出来事かもしれないけれど、少しずつそれは足並みを揃えるかのようにじんわりとでも確実に形を変えてきている。同じ顔をしているけれど、同じじゃない。そんな感じだ。実際に家が建ったり、取り壊…

分かっているだけなのかもしれない

どうにかしないとと思っているのに、今日、明日くらいのことしか考えられない自分にむしゃくしゃする。 変わりたい。 思っているだけじゃ何も変わらない。 分かってる。 分かってるだけ。 ここは行動の星、地球。 動いてなんぼ。 分かってるんだよ・・・。 …

掘り進めた先

読んだ小説の中に主人公がお酒に酔ってレコードをかけるシーンがあった。アーティスト名が記されていたのでCDを買ってみようかなと思った。小説の世界を身近に感じられるかもしれないし、もしかしたら自分の好みの音楽かもしれない・・・。 ちょうど用事があ…

当たり前にできること

難なくできることって、案外自分では気づかないもので。 人に言われて、あ、これ、自分得意なんだって気が付く。 だからか分からないけれど、自分って何も特技とかないなって思う。 きっと他人から見れば一つくらいは何か得意なことはあるはずだけれど、当た…

適材適所

娘が母の夢を見た。私の母は数年前にもう亡くなっているのだけど、夢では元気に働いていたらしい。ディスカウントストアでポップを飾って自分なりに頑張っている様子だったと娘が話してくれた。それを聞いて私はなんか母にぴったりの仕事だって思った。 母は…

ご機嫌

自分の機嫌。 機嫌の取り方が分かっていない。 自分のことなのにとても難しい。 簡単なことでご機嫌になることもあれば、そう簡単にいかない時もある。 機嫌を損ねた時、どうやって元に戻したらいいんだと自分で困る。 自分の機嫌を取れるって人って大人だと…

ないものよりあるもの

ないものを探すんじゃなくて あるものに目を向けよう。 そうしたら結構満たされていることに気がついたりする。 ランキング参加中【公式】2023年開設ブログ ランキング参加中イラスト

突然訪れた終わり

本屋で見つけた新刊。いつもなら絶対に買っていた。でもその日私は買わなかった。もうやめようって思ったのだ。もう十分頑張ったよ。傷が深くなるばかりで私には何の変化ももたらさなかった、そのジャンルの本達。次から次、手を変え品を変え、切り口を変え…

答えのない不正解

普通という名の方程式。 一般という名の正解。 それに当てはまらない自分は、答えのない不正解だろうか。 方程式はいつでも変わり、その都度答えも変わる。 そんな世の中。 何が普通で、何が正解とか、たぶんないんだろう。 ただ人数が多いだけ。 ただそれだ…