なんだ大丈夫じゃん

イラストと文で紡ぐ母と娘の日々のこと。

とっかえひっかえ虚無な心

つい最近やっと止まったと思う。私も娘もある時期から、なんだか落ち着きがなくなっていた。それは物を買う行為にも現れ、とっかえひっかえを激しく繰り返していた。CDなどは最後までまともに聴けなかったり、本を買っても読めなかったりと、心が空白とも虚無ともいえるその頃。自分が自分でなくて、とにかく何かで心のすき間を埋めようと必死だったのかもしれない。でも何度買い替えたって、心から満足できるものには出会えなくて失望する。こんなんじゃない・・・そしてまた・・・とその繰り返し。

つい最近までそれは続いていたと思う。自分の外にうまくいかない理由を探してそのせいにして自分と向き合うことを避けていたのかもしれない。外、外、外。人のせい、環境のせいってとにかく自分は悪くないのにって思っていたところがあった。でも今は全部自分のせいだと思えるようになった。8割を捨て自分の大切なものがよく分かるようになったというのも大きな一因としてある。とにかく今は落ち着いて静かだ。これが本来の自分の姿だったような気がする。元に戻ったのだろうか?元の私ってどんなんだ?よく分からないけれど・・・まあいいか。