なんだ大丈夫じゃん

イラストと文で紡ぐ母と娘の日々のこと。

変化を知るための変化

最近家の周りがどんどんと変わりつつある。一つ一つは些細な出来事かもしれないけれど、少しずつそれは足並みを揃えるかのようにじんわりとでも確実に形を変えてきている。同じ顔をしているけれど、同じじゃない。そんな感じだ。実際に家が建ったり、取り壊されたり、近所の人が引っ越したりと分かりやすいこともあるけど、何となく何か違う。

自分達の変化に伴って周りも変わっているのだろうか?自分達に他人から見て分かりやすい変化と言えば、今のところ2人とも休んでいるということくらいだと思うのに、周りだけがどんどんと急激に変化していて、不思議な感じさえする。もしかして自分では自分のことを変わってないと思っているけど、実は大きく変わってしまっているのかもしれない。そのことを自分では気が付いていないだけなのかも。

周りの変化を見て、自分に目を向け気が付くように、仕向けられているのだろうか?自分達も周りの人のように変わりたい。なんで自分達だけ置き忘れられた荷物みたいに動けずにいるのだろうとずっと思っていたけれど、実は大きく変わってしまったのは、もしかしたら自分達なのではないだろうか?近所の変化を見るたびにその考えは確信に変わっていくのだ。