なんだ大丈夫じゃん

イラストと文で紡ぐ母と娘の日々のこと。

身軽になるための変化

どんどん幅が狭くなっている。食べられるものや、身に付けられるもの、使っていいもの、行ける場所など、それは生活全般に及ぶ。最初は悲しくなったけれど、今ではもしかしたら、これはいい方向にいっているのかもしれないと考えるようになった。選択に疲れ、脳疲労を起こすことが少なくなったからだ。毎日の「今日のご飯何にする?」「何でもいいよ」「えー母さんも」などという、のん気だけど、不毛な時間もなくなり大切な事のために脳が使える。食べないのではなく、食べられないのだから、ジレンマを感じることもない。お腹が痛くなったり、吐いたりなど苦しむくらいなら食べない方がいい。当たり前だけど、そうなのだ。ただ短時間のうちに今までと大きく変わっていく体の変化についていけない自分がいるだけ。

今までの生活の型のようなものを壊して早急に新しく作り変える必要があって、それを数年前から少しずつ自分でもそれとは気付かぬうちにやってきたように思う。たぶんやらなくてはいけないことなのだろう。だから何年もかけ、準備を少しずつしているのだ。何のためかは今は分からない。たぶん、しかるべきその時まで思い出せないようになっているのではないだろうか。不要なものや不要な考え方を捨てていくための変化。

大丈夫。心配ない。自分を信頼して変化を受け入れよう。