なんだ大丈夫じゃん

イラストと文で紡ぐ母と娘の日々のこと。

満を持しての自己分析

以前、自己分析が苦手だ。何をしたいのか、好きなのものも分からない、みたいなことを書いた。

満を持して、自己分析をした。

自分でやるのには気乗りしないし、何より面倒くさい。そこで母を巻き込み、2人でやった。ある本を読み、ワークが載っていたので、順番に質問に答えていった。途中休憩もしつつ、最後まで。

人生で初めて、自己分析をやりきった。今の私は、就活のときのような企業に合わせてしまうようなことはなかったので、本来の自分を見つめることができたように思う。ある意味、捉われがない今だからこそ、よかったのかもしれない。

この自己分析をやり終えて思ったことは、自分が大切にしている、いわゆる幸福になるために重要視しているものが、思っていたものと違ったことだ。自分はこういうタイプの人間だ、と思い込んでいた。

例えば私の場合、お金が大事でバリバリと仕事をするのが自分だし、向いていると思っていた。だが、実際はお金の優先順位は低く、承認されたい、時間に縛られたくないなど、お金というものは、そこまで重要視していないことが分かった。そして今、最も実現したいと思う目標も明確になった。

こうあるべき、こうなりたい、こうでありたいという思い込みが、あたかも自分であるように感じていた。その奥に本当の自分というものがあって、その本当の自分を満たさない限り、居心地の良い場所は見つけられないのだと。

自分を見つめるのって、かなりしんどい作業だけれど、やってよかったと思う。