昔と比べて、ネットの普及により、普段の生活をしていて絶対知りえない人の情報を簡単に知ることができるようになった。有名人だけでなく、成功している人、趣味がすごい人、何かいつもキラキラしている人、センスのある人、挙げればきりがないくらい色んな人の情報を目にすることができる。
楽しい一方で、心の中で思ってしまうのだ。
自分も何かないのか、何かをしなければ、と。
何かの特徴や特技をどんどん表に出していかないと、埋もれてしまいそうになる。
自分も何者かにならなければ、と。
何者かにならなくても、自分は自分だ。
そんな単純明快なことなのに、見失ってしまう。
何かに秀でていなくたって、自分なのだ。
今、”コジコジ” のセリフが頭に浮かぶ。