自分が幼い頃、暇になると怒っていた。
「やることない!」と。
(知らんがな。勉強でもしておけ。)
母に色々提案されても、基本やろうとしなかった。
人は暇になるとどうなるのか・・。廃人になるのか、発狂するのか、何かを始めてしまうのか・・よく分からないけれど。
今となって思えば、暇なことが悪いことと思っていたのか。何かをしていることが、素晴らしいと思っていたのか。それが、当たり前で、常識だと。暇がなぜ悪いのか。何かを生産し続けることが善なのか。
でも、なぜ怒っていたのだろうか・・・時間が過ぎていくのを待ち続けることが苦痛だったのだろうか。母に提案されたとしても、それは時間を潰すためにやっていることにすぎないから、楽しめていなかったのだろうか。
でも今なら、エンドレスで天井を眺めていられるだろうけど。