なんだ大丈夫じゃん

イラストと文で紡ぐ母と娘の日々のこと。

不思議な夢の話

去年の年末、すごく気分が落ち込んだ。消えてしまいたい・・・って、いけないけれどちょっと思うくらいに。

その時、夢を見た。大好きなバンドのボーカリストが出てきて、こう言うのだ。「オレの友人も色々あったよ。でもそいつは頑張ってる。だから頑張れよ・・・」って。なんて、嬉しいお言葉。朝起きたときには、寝る時の最悪な気持ちは吹っ飛んで、その日はなんとか乗り切れた。

そして何日か後、また夢を見た。「オレの衣装を見せてやるよ。ついてこい。」え~っそんな夢みたいな事ってある?と夢の中で思った。「ありがとうございます。光栄です。」とそこで夢は覚めた。

人は潜在意識で繋がっているとなにかで読んだ事がある。だから、相手を直接変えることはできないが、自分が変われば人も変わるというのは、そういう意味なのか・・・と思ったことがあった。ならば、このボーカリストのようにほんの1、2回、一緒に写真を撮ってもらったり、握手してもらった人でも意識は繋がっていたりするのかな?繋がっているから、悲しんでいる私の夢に出てきてくれたのかな?よく分からない。

でも夢を見たことで、私は確実に救われた。相手が私の事を覚えていることはまずない。たくさんいるファンの中の1人である私が、ピンチの時、彼は夢の中で手を差し伸べ、励ましてくれた。

不思議だけれど、娘の夢にも彼が出てきてこう言ったらしい。「お母さんに話したいことがあるんだ。でもいないけど、どこに居る?」と。夢の中とはいえ、本当にありがたい。ありがとう。みんな繋がっているっていう事を実感した夢の話。