なんだ大丈夫じゃん

イラストと文で紡ぐ母と娘の日々のこと。

人生でやるべきことは必ずやれるようになっている

『全捨離したら人生すべてが好転する話』という櫻庭露樹さんの本を去年の11月くらいに読んで、家のもの8割を、本当に捨てた。

2階建ての小さな家だけど、今では2階は空き家となり、娘2人と1階で寝起きしている。今までもミニマリストや片付けの本をたくさん読んで片づけていたので、物は少ないと思っていたけど、そんなことはなかった。捨てている最中には、ハプニングや不思議なこともたくさんあった。邪気にもやられ寝込んだ。

それでも、2人でやり通して1番変わったのは、どこでも生きていけるという自信がついたこと。そして、自分で自分の持ち物やキャパが把握できる、という安心感を得たことだ。とにかく見える景色が変わり、自分たちの物事に対する捉え方も大きく変わった。”今”に集中できるようにもなった。

人から見ると、八方塞がりで崖っぷちな2人かもしれない。けれど、本人たちは「なんか大丈夫」と本当に思えるようになった。人生を自分の手に取り戻せたような感覚といえばいいのかな・・・。

人生の主役は自分なんだ。自分で作っているんだって思えた。

必要な時に必要な本や情報、人の出会いって、ちゃんと用意されているんだって、改めて思った。安心していいんだ。うん。大丈夫。