羨ましい。
そう思うことは悪であるのか。
自分がそれを手に入れられるからこそ、羨ましいと思うのだ、とよく言われる。
自分がどうにかすれば手に入れられそうで、すぐどうにかなりそうな、手に入れる過程が容易に想像できるものなら、まだいい。そうでないものが一番困る。きっと、自分もそれを手にすることができるはずなのに、と思ってしまっているのだろう。
ある意味、羨ましいという感情は、自分が欲しいものだったりするから、どう生きたいかの答えにも成り得るということかもしれない。ならば、羨ましいという感情は、決して浅ましくはないということになる。