なんだ大丈夫じゃん

イラストと文で紡ぐ母と娘の日々のこと。

あたたかいプレゼント

人は時に、自分の想像をはるかに超えた贈り物をもらうことがある。神さまと言うのが正しいのか、それとも宇宙というのが正しいのかは分からないけど、そういう大きな存在からの思いもよらないプレゼント。

私は今年の1月におもしろい夢を見ていた。古い建物の中に一人の占い師のような人がいて、カードを見ながら私にこう言うのだ。「〇月〇日に過去の全てが明らかになるけどよいか?」と。私はなんか、怖かったけど「はい」と答えて夢は覚めた。

気になったのでカレンダーに記入しておいた。「予言の日」と。

そんなこともすっかり忘れ、その月になりカレンダーをめくる。予言の日?・・。なんだったっけと手帳を見返し思い出す。そんな夢見てたなと。その日、私は娘と出掛けることになった。娘が急に行くと言い始めたからだ。外出しようという気持ちが戻ってきたことがうれしかったけれど、私は体力に自信がなく返事を先延ばしにしていた。今思えば、私が元気がなかったから、娘なりに気を遣ってくれたのだと思う。

そこで、思いもよらず、大きなプレゼントをもらった。感動して涙が自然にこぼれた。私には、すごくうれしい贈り物。フラフラで座っているのがやっとだったけど、行けてよかった。人の心に寄り添い、そっとあたたかく包んでくれる、そんな大きな優しさだった。夢は当たっていた。自分の中で全てがつながった一日だった。いつも本当にありがとう。感謝しています。