なんだ大丈夫じゃん

イラストと文で紡ぐ母と娘の日々のこと。

のびのびと・・・

観葉植物からのSOS信号。根が詰まって苦しいです。タスケテください・・・。最近世話をしてくれている娘が、その声をキャッチした。小さな植木鉢に対して娘の的確な世話によりぐんと伸びた背丈、大きく手を広げたみたいな大きな葉。なんだかアンバランスになっていた。

「そろそろ植え替えてあげよう。かわいそう」と娘が言ってきた。「そうしよう」と私。思い立ったが吉日。朝一番に、まず雑貨屋さんに植木鉢を探しに行く。瓦のような素材に縦じまが入ったオシャレなものを見つけた。質感も重厚で、受け皿もセットなのに、値段も手頃だった。これにしよう。あとは、土を買って植え替えるだけ。ホームセンターで土も買って、家に帰る。優しく植木鉢をトントンとして出し、新しい植木鉢に移す。なんだかピッタリして、前からそうだったのかのようななじみっぷりだ。良かった。これで、根をまた伸ばして大きくなってくれるといいなあと思った。

私達も小さな空間にギューッと押し込められ身動きがとれないのかもしれない。両手両足をバッと大きく広げて、のびのびと生きたいものだ。娘が世話をするようになってから、生き生きとした観葉植物。肥料をやるタイミングや量もキチンとしている。水やりもだ。親子でも違うもんだなあ・・といつも感じている。