近所の人がじろじろと見てくる。
いい歳した若造が、昼間っから何をふらついているんだと言わんばかりに。
無職の何が悪いんだと、若干開き直っている自分がいるが、その通りだ。
だがしかし、迷惑をかけた訳じゃないだろう。
しかも、昼間からふらついているからって、無職とも限らないだろう(正解です)。
正確には、療養中なのだけれど。
だいぶ元気になっているから余計なんだろう。
体調を崩してから思ったことは、世間の目がいかにキツイかということ。
社会のレールから外れたら、こんなにもひどいものかと。
そんなつもりじゃないのかもしれない。
でも実際その視線に傷つき、苦しんでいる人もいるし、最悪は命を絶つ人もいるだろう。
直接的に関わったことがない人の人生にも、その視線で多大なる影響を与えてしまっている可能性もある。
こうでなければおかしいというレールは誰が作ったものなのか。
誰がそれを正しいとしたのか。
人数が多いからか?
安全圏から見ている人だって、いつこちら側の人間になるかも分からないのに・・とも思わなくはない。
自分の狭い価値観だけで見るのは恐ろしいことだと改めて思う。
否定的は態度なら尚更だ。
もっとやさしい世の中になってくれればいいのにと思う。