なんだ大丈夫じゃん

イラストと文で紡ぐ母と娘の日々のこと。

問いと答え

道を曲がろうとしたら、急に車が突っ込んできて曲がれなくなる。商品を見ようとしたら他の人のカートが横付けされて見えなくなる。前を歩く人のスピードが異常に遅いなど、この間から通せんぼによく合っている。

あなたは、道がひとつしかないって思ってないですか?と誰かに言われているような気がした。他にもたくさんあるのにその道や物しか見えていない自分。人は自分が重要だと思うものしか見えないらしいから自分の価値観そのものを変えなくてはいけない時が来ているのだと、通せんぼに合って改めてまた思う。

自分では以前よりは変わったつもりではいるのだけど、もっとがらりと変わらなければいけないのかな?それとも何か根本的に間違っているのかな?と自問自答する。きっとこの答えを自分で出せない限り通せんぼは続くに違いない。この道で失敗したからって人生終わりじゃない。他にもいっぱい道はある。今出せる自分の答えはこの程度です。なんとなく合ってますか?誰とはなしに心の中で尋ねてみる。しんとした早朝の室内に娘の寝息がすうーすうーと響いている。直接答えてくれる訳ではないのに何か聞こえるのではないかと期待していた私。そんなわけないか・・・。また今日も色々試行錯誤しながら生きていく。誰かに見守られながら。