なんだ大丈夫じゃん

イラストと文で紡ぐ母と娘の日々のこと。

ラジオから

その日ふとラジオのスイッチを入れた。ちょうど司会の女性が今日のお題「あなたのやる気スイッチは何ですか」を発表し、リスナーに意見を送ってくれるように呼びかけていた。リスナーからは本屋に寄って本を何冊か買って読むとか、飲み会を楽しみに頑張るなど様々なその人なりのモチベーションの保ち方が送られてきていた。

それを2人で聴いていたのだが、2人共「しんどいと本も読めないよ」とか「飲み会に行くことも無理やな」と少し前の自分達の状態を思い出しながら何とはなしに話していた。すると司会の女性が「私は疲れると1人部屋にこもって何もせず、ひたすら何か食べる」と自分のことを話した。そして、「本当にしんどいと本も読めないんですよ」とも。なんかすごく共感した。司会者は「誰にも会わず1人部屋にいるんです。そうやってしばらくすると、本を読んでみようかとか誰かに会ってみようかと思い始めるんです。そしたら少しやる気が戻ってきているんだって思うんです」と言っていた。

みんなギリギリのところで頑張っている。いつつぶれてもおかしくないギリギリの線で。こんなに擦り切れるまで頑張らなきゃいけないなんて何か変だ。みんな真面目に頑張っているのに・・・。いつになったら休めるのか?休むことは悪いこと?病気になる前に休むことは許されない世の中って何か変だって思った。