なんだ大丈夫じゃん

イラストと文で紡ぐ母と娘の日々のこと。

自分でかいたシナリオ

人生はシナリオ通り。最近つくづく思う。自分が人生を何とか出来るなんて思っていた頃が恥ずかしい。おごっていた。どんな出来事も必要で必然。そんな聞きなれた言葉が、今心にずっしりと響いていくる。

自分がその出来事を幸とか不幸とか、ラベルを貼っているだけで、そのものには何も”色”はない。あらがってもあらがっても何んとも変わらない目の前の風景。それならば、いっそ流されてみようと思い始めた。

変わらないものなど、この世にはないのだとしたら、自分の目の前も自分では気が付いていないだけで、少しずつ変わっているのかもしれない。自分で書いたシナリオなら、悪い方向に行くわけがないのだ。どんと構えていよう。ネガティブだと自分が思うことの中にも学びがあるはずだし、何てったって今、こうやって生かされているのだ。感謝して日々”今”を精一杯生きるしかない、と頭では分かっているのだけど、未来の見えない不安から時々落ちこんでしまう。

そうやって戻ったり、立ち止まったりしながら、毎日少しずつ進んでいるはず。大丈夫。シナリオ通りなら自分はいったい人生にどんな出来事を用意しているのだろう?ちょっと不安なような楽しみのような・・・。分からないからこそ、生きられる。だって分かっていたら大変だもんね。