なんだ大丈夫じゃん

イラストと文で紡ぐ母と娘の日々のこと。

いつもなんてできないよ。

私はいつも家にいて、いつ何時人が訪れても笑顔で招き入れ、話を聞かなければいけないのかな?そんな事を思う時があった。元気で上手くいっている時は、それもできた。でもしんどい時やそっとしておいてほしい時も人間だからある。何となく自分が今そういう状況だと、相手に伝えるのだが、そんな事はお構いなしに、ずかずかとやってくる。私の体調など関係ない。自分の不満や愚痴を延々と吐き捨てていく。それをじっと聞かされ、時にアドバイスも求められる。でも逆はないのだと知った時、悲しくなった。

そういう人は、自分勝手に元気になれば知らんぷりをして、こういうのだ。「考えすぎじゃないの」「もっと外に出なよ」など、自分がそうであった事は忘れて・・。

近頃、料理で言うなら、”あく取り”みたいな事をずっとしているなと気付いた。子供の時は、両親が不仲だったから、話を聞いて仲裁役をしたり、母が再婚してからは、相手の愚痴を毎日聞かされたり、職場ではブラックみたいな所をなぜか自ら選び、私が倒れてやめた後に就職した人はなぜか長く続いているなど・・・どうも、その場のそういうものをキレイにするような・・。でも、そんな特別な能力なんてないのだけどな・・。

だから、なんかちょっぴり疲れちゃった・・。少し休んでもいいですか?眠りたいから、ドアをガチャガチャ、ピンポン、ピンポンしたりしないでください。私が元気になったら、また遊びに来てください。今度は楽しい話をしましょう。でも、もうここには居ないかもしれないけど・・・。行先は内緒にします。自分達を守るために・・。