なんだ大丈夫じゃん

イラストと文で紡ぐ母と娘の日々のこと。

遂に来た収穫の喜び

カルビーのポテトバッグをホームセンターで見かけて種芋を植えたのが3月の終わり。その時、すでにホームセンターの見本は芽が出てだいぶ成長していた。少しスタートが遅かったことを心配しつつも庭に置いて様子を見ていたポテトバッグ。

芽が出て茎が伸び成長していく。すごいなあ・・・袋の中で育つなんてと感動していたら、ある時から葉が枯れ始めた。心配になり、娘に聞くと葉が枯れたら収穫できるらしいよ、と調べて教えてくれた。何日か晴天が続いたら収穫のベストタイミングらしい。2人で天気とにらめっこしながら、その時を待った。

そして遂にその日が来た。2人とも手袋をして袋の中に手を入れると思ったより根っこが張っていて掘ることができない。少しずつ土を取り除き慎重に掘る。「母さん、ちょっと引っ張ってみて」と言うので「うん」と言ってゆっくり引き上げる。わあ~っ!ジャガイモが出来ている!2株で大きいのが3個。植え付けの時期が遅かったから仕方ないけれど、成長しきれていない小さな芋も付いていた。カワイイ。娘が小さすぎる芋は食べたら、ソラニンという毒があるらしいから、大きなのだけ食べたほうがいいらしいよと、事前に言ってくれていたので、小さな芋にはゴメンと心で謝り大きいの3つを食べてみることにした。

カルビーのぽろしりという品種の種芋からできたジャガイモ。皮が薄くて、つるっとした印象。蒸してみる。皮がキレイに剥けて、つるんとしたキレイなお芋だ。マヨネーズをつけて食べてみる。なめらかでおいしい。マヨネーズをつけただけなのに、手のこんだ料理をしたかのようなおいしさ。素材がおいしいってすごいなって思った。余計なことをせずそのまま食べるって、シンプルでいい。お腹がいっぱいになって残ったお芋は、ポテトサラダにして夕食にいただくことにした。ひょんなことから味わえた収穫の喜び。3つだったけど、2人には、十分すぎる量で満足いっぱい。おいしかったです。ごちそうさま。今度はもう少し早く植え付けたいなあ・・・と早くも来年のことを思う私だ。

 

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