なんだ大丈夫じゃん

イラストと文で紡ぐ母と娘の日々のこと。

分かるまでが一番きつい

メンタルがやられていたって分かるまでが一番きつかった。

最初は体がとにかくだるくて、寝ていることしかできなかった。内科や漢方薬局など、全部で4件回って、5件目でやっと病名がついた。病名がつかないけど、とてもしんどい、会社側からすれば病名がないのに、休み続けられるのは困る。この板挟み状態が正直一番きつかった。色々回った病院でも、どこも悪くないみたいに言われて、強く言われることもしばしば。正直泣きそうだった。しんどいのには変わりがないのに、病名がつかないだけで、こんなにも風当りが強いんだって思った。見たから分かりやすくケガでもしとけばみんな見ただけで分かるけれど、心の中は見えないからややこしい。5件目で、診断書が出たときは一番ホッとした。言い方に語弊があるかもしれないけれど、これでゆっくり休めると思った。

4件回っている2週間の間に、逆に症状が悪化したような気もするくらい、体も心もしんどかった。病院を探すのも大変、行くのも大変、会社からの連絡もありで、いっぱいいっぱいだった。病名や診断書がなくても、ゆっくり一定期間そっとしておいてくれる制度があればいいのにと思った。